不動産に関する法的課題は、売買や賃貸借契約から境界線の争いまで多岐にわたり、その内容は非常に専門的かつ複雑です。当事務所では、不動産取引、契約書作成、トラブル解決に至るまで、不動産に関する法務を全面的にサポートしています。
以下に、具体的な対応業務と事例を詳しくご紹介します。
不動産売買契約
不動産の売買契約は高額な取引が伴い、契約内容の不備や手続きミスが重大なトラブルにつながる可能性があります。当事務所では以下の業務を提供し、安全な取引をサポートします。
契約書の作成・レビュー
売買契約書や重要事項説明書の作成およびリーガルチェックを行い、リスクの把握・最小化を行います。
例: 土地の売買契約、新築マンション購入、収益物件の取引など。
登記手続きのサポート
司法書士とも連携し、登記の完了までを一貫してサポートします。
契約交渉
売主・買主の間での契約条件や価格交渉に弁護士が代理として参加し、円滑な取引を実現します。
手付金や違約金の問題対応
契約解除時の手付金返還や違約金請求に関するトラブルに迅速に対応します。
賃貸借契約
賃貸借契約に関する問題は、賃料の滞納や契約の解除、原状回復のトラブルなど多岐にわたります。当事務所では、以下のような対応を行っています。
契約書の作成・改訂
賃貸借契約書を適法かつ公平な内容に見直します。特に民法や借地借家法との関係も比較しながら検討します。
賃料滞納問題
賃借人の賃料滞納に対し、督促手続きや強制執行（明け渡し請求）を実施します。賃料滞納だけでなく、新たに借り手を見つける機会も逃してしまうことから、迅速な対応が必要です。
原状回復や敷金返還トラブル
退去時の原状回復費用や敷金の返還に関するトラブルを法的に解決します。
サブリース契約
サブリース（家賃保証）契約における問題や契約解除時のトラブルに対応します。
共有不動産の問題
共有名義の不動産に関する問題は、相続や共有者間の意見対立から発生することが多くあります。当事務所では、以下のサポートを提供します。
共有物分割請求
共有不動産を売却するか、持分を分割するかの交渉・手続きを代行します。裁判手続きが必要な場合にも対応可能です。
共有者間の調停・交渉
意見の対立が解消しない場合、共有者間の話し合いを円滑に進めるための調停をサポートします。
名義変更手続き
司法書士と連携して、共有名義の不動産の名義変更や単独所有への移行手続きを行います。